2009年10月18日日曜日

能越自動車道の氷見ICの開通

能越自動車道氷見IC(氷見市大野)―氷見北IC(同市稲積)間(2・8キロ)の開通式が17日、氷見北ICで行われた。18日午前7時から一般車両の通行ができるようになる。

 開通式には、綿貫民輔前衆院議員や高岡市の高橋正樹市長ら約200人が出席。氷見市の堂故茂市長が「市内の観光や市民生活の利便性が大きく向上する。着実に計画を進めてこられた関係者に感謝したい」とあいさつし、石井隆一知事は「能越道は北陸道や東海北陸道と連結し、環日本海の大動脈となる。今後も新政権には、必要な社会資本整備はしっかりやってもらいたいと要望していく」と述べた。その後、テープカットや地元の青年団による獅子舞の披露、パレードが行われた。

 同自動車道は砺波市と石川県輪島市を結ぶ計画の一般国道の自動車専用道路で、完成すれば総延長約100キロ。富山県側では、小矢部砺波ジャンクション―氷見IC間はすでに開通している。

 氷見IC―氷見北IC間は今年3月に開通する予定だったが、軟弱な地盤の追加補強工事などで工期がずれ込んだ。総事業費216億円で、このうち、氷見北ICのランプウエー部分の約3000万円を氷見市が負担した。氷見北ICから先の灘浦ICまでは2011年に開通予定という。

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