2010年1月22日金曜日

高速の吸音はここまできている

住友金属工業は20日、溶接軽量H形鋼「スマートビーム」が、第二京阪道路の裏面吸音板の支持梁に大量採用されたと発表した。

溶接軽量H形鋼は、熱延コイルから高周波抵抗溶接によって連続的に製造されるH形鋼。通常の圧延H形鋼よりも肉厚が薄いため、鋼材重量を最大40%程度軽量化することが可能で、熱延コイルを必要な幅に切って溶接できるため、さまざまなサイズが製造可能。

裏面吸音板は、高架道路の下に一般道路がある場合、一般道路から発生する自動車騒音が高架橋裏面で反射して近隣に拡がることを防止するために設置する吸音板で、橋桁から吊るされたH形鋼の支持梁に取り付けられる。1本約5mの支持梁の重さは圧延H形鋼の場合、100kg以上あり、支持梁の鋼材を圧延H形鋼から溶接軽量H形鋼に替えることで、軽量化が図れ設置作業の能率と安全性の向上が図れる。

こうしたメリットが評価されて、第二京阪道路の裏面吸音板の支持梁に溶接軽量H形鋼の採用が決まった。

採用される第二京阪道路は、京都と大阪を結ぶ延長28.3kmの自動車専用道路で3月20日に開通する予定。裏面吸音板の設置面積は約14万平方mで、支持梁として使われる溶接軽量H形鋼約1800t、同社の受注量は約1500t。

地産品の

ネクスコ東日本は、昨年実施した『地域産品応援!お客さま感謝フェア』の第2弾を、2月1日(月)から2月28日(日)まで実施する。
 
 このフェアでは、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で、選定されたレストランのご当地メニューや地域のお土産品などを1000円以上買うときに、専用の買い物券を提示すると、購入金額から300円が割り引かれる。
 
 対象となる商品は、地域の名物料理や地域のお土産品。SA・PAではシールやスイングPOPで対象となるかどうかを確認できるほか、“ドラぷら”内の専用ページ(http://thanks.driveplaza.com/)で対象商品一覧が掲載される(1月末から予定)。

 買い物券は、各SA・PAに設置される専用リーフレットに付いているほか、“ドラぷら”の専用ページからもダウンロードが可能。対象となるのは、ネクスコ東日本管轄のSA・PAとなる。
 
 また、第2弾の今回は、対象商品を含む2000円以上の買い物をすると、抽選で“ドラぷら ショッピング”厳選の地域特産プレミアム食材1万円相当が、合計1000名に当たる『ドラぷら特撰 プレミアム食材プレゼントキャンペーン』も実施。

 用意されるプレゼントは、前沢牛サーロイン、谷口農場ギフトセット、トキワ養鶏ギフトセット、高砂酒造日本酒セットなど、有名食材などが名前を連ねる。
 
 応募は、対象商品を含む合計2000円以上のレシートを、SA・PAに設置される専用リーフレットに添付して郵送。応募期限は、3月2日(火)必着となっている。