2009年4月11日土曜日

高速千円になってからの交通量

3月27日 - 4月2日現在のETC利用状況の速報値を国土交通省道路局が発表した。それによると、全国の1日あたりの利用率は78.0%。また、平日の利用率は78.4%で、土休日の利用率は77.3%となった。

今回の集計から、通行料上限1000円という高速道路のETC休日割引開始の効果があり、土日休日の利用が増えた。ETCが普及した結果か、平日の利用率も向上している。3月20 - 26日の利用率速報値との比較で、全国1日+1.3%、平日+0.1%、土休日+2.8%となった。

道路事業者 週平均 平日平均 土休日平均
首都高速 83.4% 81.6% 81.6%
本四高速 83.8% 84.1% 88.2%
中日本高速 80.4% 80.6% 79.9%
阪神高速 79.3% 80.0% 77.2%
東日本高速 76.0% 76.0% 75.9%
西日本高速 74.6% 75.0% 73.9%


レスポンス

ゴールデンウィークの高速の混雑予測として

東日本、中日本、西日本の各高速道路会社と日本道路交通情報センターは10日、ゴールデンウィーク期間中(4月25日 - 5月6日)の高速道路での渋滞予測をまとめ、発表されました。

それによると、4 - 5連休が可能になるなど暦の並びがよいことや、高速道路料金の上限1000円が実施される初の連休ということもあって、

ピーク時10km以上の渋滞は昨年の1.7倍に当たる372回発生すると予測し、

とくに30km以上の長い渋滞は計56回と前年比倍増すると見込んでいる。


3社などの予測によると、例年なら渋滞が発生しない箇所でも渋滞が発生する場合があるとしており、
サービスエリアでの駐車場整理員配置や仮設トイレ設置などの対策を例年のゴールデンウィーク以上に実施する予定。

利用者には渋滞予測時間帯を避けるなどゆとりのある利用を呼びかけている。

 
渋滞予測情報は

NEXCO東日本「ドラぷら」

NEXCO中日本「高速日和」

NEXCO西日本「渋滞予測カレンダー」

日本道路交通情報センター