国土交通省は29日、高速道路の無料化について、2010年度は山陰道(島根県)など全国約35区間、1600~1700キロを対象とする方針を固めた。昨年末の10年度予算編成で予算が大幅に削減されたため、東名高速など大都市圏を通る交通量の多い区間は対象から外れた。対象外の区間には車種ごとに上限を設ける新料金体系を導入する。国交省は6月をめどに実施する方針だ。
前原誠司国交相が2月2日に詳しい内容を発表する。
無料化の対象区間は
・北海道横断道
・日本海沿岸東北道(秋田県、山形県)
・山陰道(島根県)
・南九州西回り道(熊本県)
・沖縄道など