2008年3月8日土曜日

道路特定財源で削減

道路特定財源の使途を巡る各方面からの指摘を受けて、道路関係業務のあり方を検討している国土交通省改革本部(本部長=冬柴鐵三国土交通相)は7日、道路特定財源からの支出がある同省所管の公益法人50法人のうち、財団法人駐車場整備推進機構と財団法人海洋架橋・橋梁調査会を2009年度中に解散することを決めた。

また、これら50法人については、支出の必要性があるかどうか検証したうえで、廃止・統合・民営化など組織形態の見直しなどにより半減することをめざす。

駐車場整備推進機構は、14駐車場すべての運営業務から撤退し、業務を民間に委託する。海洋架橋・橋梁調査会が実施している海峡横断プロジェクトに関する調査は打ち切り、他の財団法人と統合する。

50法人は、道路整備特別会計から1件当たり500万円以上の支出がある団体で、このうち、建設弘済会(8法人)については民営化する方向で具体的作業を進め、残る法人に就いても常勤役員の削減、給与水準の抑制により総人件費を抑制する。

道路特定財源からの支出で関係公益法人が行っている調査研究業務については、民間企業に委託するなどして半減をめざす。

レスポンス

埼玉・川越ー甲府での運賃が1000円で運行

国際興業グループの山梨交通は、高速バス「さいたま・川越 - 甲府線」で、3月25日(火) - 3月31日(月)の期間限定で、片道運賃を一律1000円(小児運賃500円)とするお試しキャンペーンを実施する。

高速バス「さいたま・川越-甲府線」は、昨年6月の首都圏中央連絡自動車道(圏央道)延伸に伴い、山梨交通が、同年11月より運行を開始した高速バスの新路線。

キャンペーンは、大宮・川越から甲府まで乗り換えなしで移動できる利便性を体感してもらうために実施するもの。

混雑する都心部を通過しないことから、埼玉県と山梨県との所要時間が大幅に短縮され、始発から終点までの所要時間は3時間40分となっている。

●キャンペーン期間:3月25日(火) - 3月31日(月)
●期間中の片道運賃:一律1000円(小児運賃は500円)
●埼玉県内及び山梨県内相互間のみの乗車はできない。
●座席は全座席指定、乗車日の1か月前から発売。

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新名神高速道路により交通状況が改善

ネクスコ西日本は、新名神高速道路の亀山ジャンクション(JCT)から草津田上インターチェンジ(IC)までの間(延長49.7km)を、2月23日(土)15時に開通。

今回、開通後一週間の交通状況を速報として発表した。

 それによると新名神高速道路は、開通翌日の2月24日(日)から3月1日(土)の1週間の平均交通量は約2万6300台/日となり、新名神高速道路の各IC出入交通量は、甲賀土山IC、信楽IC、草津田上ICそれぞれ約5900台/日、約6000台/日、約1万1300台/日となった。

それに引きかえ名神高速道路では、同期間の名神高速道路の交通量を前年度と比較すると、関ヶ原IC~米原JCT間は、約1万5000台/日、八日市IC~竜王IC間では約1万4000台/日減少し、新名神高速道路への転換が図られていると推測された。

 なお、豊田JCT~草津JCT間の名神ルートと新名神ルート両方の所要時間を測定したところ、名神ルートと比較して新名神ルートの方が平日では約30分短いことを確認。

また、開通前後における一般道路の亀山市役所~草津市役所間の所要時間を測定したところ、開通後の方が約20分短いことが確認された。

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2008年3月6日木曜日

神戸市が管理している駐車場を

神戸市道路公社では、同社で管理している箕谷駐車場の営業時間を延長、24時間営業とすると発表した。また、これにあわせ使用料金を1日1回400円に値上げする。

 箕谷駐車場は、新神戸トンネル有料道路・箕谷出入口バス停横に設置された時間貸パーキングで、マイカーと都心乗り入れを組み合わせた合理的な通勤方法“パーキング・アンド・ライド・システム”のために整備された駐車場。
収容台数381台、無料駐輪場250台分を設置し、現在、朝6:00~夜中1:00まで営業。

駐車1回あたり300円で、1晩につき違約金1000円、2泊3日の場合2300円としていたが、4月1日から24時間営業&新料金での利用が可能となる。
 なお、今回改定される新料金400円は、来年3月31日まで利用される予定で、その後は1回500円に値上げされるという。

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北陸自動車道に流杉PAでスマートICが登場

国土交通省では、既存の高速道路の有効活用や地域経済の活性化を推進するため、建設・管理コストの削減が可能なスマートインターチェンジ(スマートIC)の導入を進めていて、都道府県などと共同で、スマートIC運営上の課題等を把握するため、一般道に容易に接続可能な既存のSA・PA等にETC専用の仮出入口を設置する社会実験を実施している。

 今回、7月4日に社会実験の実施箇所として採択され、実験開始に向けて準備を進めていた“北陸自動車道・流杉PA”でのスマートICについて準備が整い、3月29日から実験開始の見込みとなったと発表した。
 流杉PAスマートICは、3月29日(土)12:00から利用可能になる予定で、上下線ともに乗り降り可能となっている。
対象車種は、ETCシステムを利用して料金所を通行する全車種で、稼働開始以降は24時間利用可能となる。

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2008年3月5日水曜日

京奈和自動車道でETCレーンを整備

ネクスコ西日本・関西支社では、京奈和自動車道(京奈道路)の5料金所(6レーン)でETCの整備を進めてきたが、今回、運用開始日時を決定し、発表した。

 ETCレーンが運用を開始するのは、3月31日(月)午前10時からで、
京奈和自動車道(京奈道路)
・田辺西料金所(木津方面入口)1レーン
・田辺西本線料金所(城陽方面)1レーン
・精華下狛料金所(城陽方面入口)1レーン
・精華下狛本線料金所(木津方面)1レーン
・ 木津料金所(入口、出口)各1レーン
の全5料金所6レーンが利用できるようになる。

 なおこのETCレーン開通により、京奈和自動車道(京奈道路)の城陽~木津間を連続して走行になる際、料金所で停車することなくETC無線走行での利用が可能になる。

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高速道路のガソリンの上限価格

高速道路のSAなどの給油所で販売される燃料価格の上限価格が発表された。

 それによると沖縄を除く地域での軽油を対象に1円値上げ、沖縄のハイオクを対象に1円の値下げが実施されることになった。
なお、この上限価格が適応されるのは3月8日の0時から3月14日の24時までとなる。

 高速道路の燃料価格は上限価格というものが決められていて、それに従い各給油所で決定されているが、この上限価格が今年の始めから1週間ごとに更新されることになった。

一時期の急激な石油価格の変動によって一般道の燃料価格との差が大きくなりすぎたことがあったための変更。
なお、上限価格は改定日直前の経済産業省資源エネルギー庁が公表する(原則、毎週月曜日調査・水曜日公表)“給油所石油製品週動向調査”の調査結果に基づき決定されているという。

 ちなみに改定後の上限価格は、沖縄以外の地域が無鉛ハイオク163円、レギュラー152円、軽油132円。沖縄は無鉛ハイオク158円、レギュラー148円、軽油130円となる。

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福岡高速ETC割引が延長へ

福岡北九州高速道路公社は、2006年8月から実施してきた「福岡高速ETC割引キャンペーン」の期限を、当初の2008年3月31日から2009年3月31日まで延長すると発表した。

キャンペーンは、「マイレージサービス割引」とコーポレートカード割引」の2種類。

マイレージサービスが通常100円につき1ポイントのところ、「マイレージサービス割引」は100円につき6ポイントがサービスとなる。

「コーポレートカード割引」は、月間利用額に応じる割引率が4%プラスされるもの。
通常では最大18%のところ、キャンペーン中は22%となる。

レスポンス

2008年3月4日火曜日

名古屋高速にて星崎料金所のレーンを一部変更へ

名古屋高速では、昨年9月3日から、星崎料金所のレーン運用を一部変更し、その効果検証を行っているが、今回さらにレーン運用を変更し、検証を継続すると発表した。

 これは、料金所で多発している事故対策として、レーン運用変更による効果の検証を行うためのもので、一部レーンを閉鎖し、大高方面からと星崎入口からの流入をカラーコーンなどで分離している。

今回は、さらに大高方面からのETC専用レーンを、これまでの両脇に設置する方式から、右端に2レーンまとめて設置する方法へと変更する。

 なお、変更日程は3月11日で、規制開始時などは混乱しやすいため、料金所上部に設置される案内板でレーン運用を確認してから通行したい。


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本四連絡高速道路の10周年記念のイベント

本州四国連絡高速道路では、神戸淡路鳴門自動車道全通鵜10周年を迎えるにあたり、
各種イベントを実施する予定だが、
今回、神戸淡路鳴門自動車道周辺エリアで開催されるイベントや地域情報を共同で情報発信を行うため、情報発信冊子などに加え、記念事業に関するサイト(http://www.jb-honshi.co.jp/10th)を3月3日に運用開始した。

 現在、10周年イベント実行委員会や構成団体が、神戸淡路鳴門自動車道周辺エリアで概ね4月から9月の期間に様々なイベントを開催する予定で、
4月5日(土)の記念事業オープニングセレモニーにはじまり、

同日のお客様感謝デーin淡路SA
4月5日(土)10周年記念フォーラム
4月5日(土)・6日(日)あわじミュージックジャンボリー2008
4月19(土)・20日(日)明石海峡大橋淡路側塔頂体験ツアー
などの情報を新設サイトで公開する。

本州四国連絡高速を利用する予定がある人は、お得な情報をチェックしたり、ドライブの目的地を決めるのに役立てたい。

2008年3月3日月曜日

ネクスコ中日本からお得情報

ネクスコ中日本は、“北陸3県ETC周遊プラン”を発売するのにあわせ、JTB中部、近畿日本ツーリスト、日本旅行、トップツアーの4旅行会社と連携し、お得で魅力ある専用宿泊プランを発売。

また、あわせて同4旅行会社で北陸3県ETC周遊プランの登録業務を代行を開始する。

 各旅行会社から発売される専用宿泊プランは、北陸3県ETC周遊プランが販売される3月14日(金)~6月16日(月)に連動し、3月3日(月)から順次発売。
詳しいプラン内脳などは、各社オフィシャルサイトなどで確認したい。

●JTB中部らくらくドラ旅北陸発売開始日:3月5日(水)http://www.jtb.co.jp/ace/cub/doratabi/hokuriku/

●近畿日本ツーリスト株式会社福井・石川・富山 
北陸スペシャル全51施設
宿泊プラン発売開始日:3月3日(月)
http://www.knt.co.jp/nexco/hokuriku/

●株式会社日本旅行ETC割 車でGO!
北陸3県ETC周遊プラン
発売開始日:3月3日(月)
http://www.nta.co.jp/kokunai/etc

●トップツアー株式会社北陸に行こう 
E(イー)T(タビ)C(クーポン)
発売開始日:3月10日(月)
http://toptour.jp

carviewより