2010年1月9日土曜日

高速でのランチでどうですか??

「東海北陸自動車道の開通や高速1000円効果、そして天地人ブームなどで利用者は確実に増えている。こうした流れの中、氷見で採れる新鮮な素材と温かい料理をもっと多くの人たちに知ってもらいたい」と関係者は話す。


NEXCO中日本などによる第2回SA・PAメニューコンテスト決勝(12月18日実施)に、金沢ブロックから、北陸自動車道・小矢部川SA(下り)の「氷見御膳」(1100円)が出場した。

「氷見御膳」は、富山・氷見の“キトキト食材”を独自にアレンジした品々を集めたメニュー。キトキトとは富山弁で“いきがいい、ピチピチした”という意味。

南砺地方の里芋やばいがいなどはシンプルな味付けで素材の風味をいかした品。揚げ物、刺身、そばと、どれから食べていいか迷ってしまうほどの品数の多さも特徴的だ。

運営は北陸鉄道。グループ系列の観光バスの乗客にも利用してもらっているそうだ。

関SAに大人気のメニュー

「1日30食程度の販売を想定して開発したが、現在、土日になると130食ほど出る大人気メニューとなった」のが、東海北陸自動車道・関SA(上り線)の「長良川清流御膳(秋)」(1100円)だ。

NEXCO中日本などによる第2回SA・PAメニューコンテスト決勝(12月18日実施)に出場した「長良川清流御膳(秋)」は、岐阜・関で採れた円空里芋のなかに、えび、たまねぎ、にんじん、舞茸を入れた手づくりコロッケをはじめ、ひつまぶしをイメージしてつくられた飛騨牛のしぐれ煮や、鮎の甘露煮の温そばなどを組み合わせたメニュー。食後のデザートとして、アイスクリームが付く。



運営会社は、ナガシマスパーランドやホテル花水木などを展開する長島観光開発。1997年に関SAのサービスエリア事業に参入した。

年始年末の混雑状況

高速道路会社4社がまとめた年末年始の高速道路の交通状況によると、期間中10km以上の渋滞は前年同期比30.0%増となる195回発生し、30km以上の渋滞も同63.6%増の18回発生した。

12月26日から1月5日までの交通状況をまとめたもの。今回は年内のETC1000円割引制度を取り止めたこともあってお盆期間中のような渋滞の急増は抑えられた。

最も渋滞がひどかったのは下り線が1月3日17時ごろ、東名高速・富士川SA付近の40.7km、上り線は1月2日16時40分ごろの東名高速・三ケ日IC付近の54.3km。

日平均交通量は1日当たり3万8800台で、前年同期と比べて1.06倍だった。