2008年5月8日木曜日

高速の合流などに不満

首都高速道路は2007年9月~10月に実施した「平成19年度お客様満足度調査」の結果を取りまとめた。

 同調査は、首都高速道路のサイト上でアンケートを実施したほか、料金所でアンケート用紙を配布、運輸会社向けにアンケート用紙を郵送することで、首都高速道路に対する利用者の満足度を調べたもの。1万8067件の回答を得ている。

 同調査によれば、「満足」が27.2%(「満足」1.2%、「どちらかといえば満足」26.0%)、「どちらともいえない」が30.4%、「不満」が42.4%(「どちらかといえば不満」32.0%、「不満」10.4%)。なにがしら不満と感じる利用者が多数を占める結果となった。

 満足という回答の中で、最も満足度が高かったのが「料金所などにおける対応」。このほか、「ウェブサイト上での情報提供」なども満足度が高かった。
 
 逆に不満と感じているものについては、「渋滞緩和のための対策」が最も不満度が高かった。慢性的に発生する渋滞の解消を利用者が求めていることが明らかになった。このほか、「合流のしやすさ」に関する不満度も高く、渋滞との兼ね合いだけでなく、道路構造の見直しも課題となっている事が伺える結果となった。

 首都高速道路では、「首都高渋滞対策アクションプログラム」の実行による渋滞対策、合流部における見通しの悪い箇所の改善、路面デザインの改良によるスピード抑制などに取り組み、渋滞の緩和と合流のしにくさの解消を図る。

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