2008年4月23日水曜日

高速バスの共通ICカードのニモカを導入を協議へ

九州7県の乗合いバス会社20社が高速バス部門の共通ICカードとして、西日本鉄道の「ニモカ」の導入に向けた協議を始めることが22日に明らかになった。

既存カードの利用で初期投資が最低限に抑制できる。24日に初会合を開き、早ければ2010年春に利用開始する見通し。
実現すれば、九州の高速バスは地域ブロック単位で同じICカードが使えるバス業界初の事例となる。 

九州バス協会(長尾亜夫会長=西鉄社長)のネットワーク研究会を協議の場とする。九州7県で高速バスを運行する20社がニモカを導入するための課題などを話し合う。

宮崎交通(宮崎市)などは乗り合いバスでICカードを導入済み。だが、県境を越える高速バスでは利用できない。

長距離高速バスは路線ごとに複数のバス会社が共同運行しており、共通ICカードの導入が必須条件となるためだ。

日刊工業新聞より

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