2009年8月14日金曜日

復旧工事は15日中に

静岡県内で震度6弱を観測した地震で東名高速道路の復旧工事は13日、再び工法の変更が必要になり、全面開通は「15日中」にずれ込んだ。当初の計画はお盆の混雑に配慮、迅速な復旧を目指したが、軟弱な地盤などを想定しておらず、結果的に混乱を招いた。今回崩落した「盛り土」には、地震を想定した具体的な施工の基準がなく、より強い揺れが予想される東海地震に向けて新たな対策を迫られる可能性もある。

 お盆時期という最も需要の高い時期での道路崩落という事態に、中日本高速道路は通行止めが続く上り線の全線開通に向け、24時間態勢で工事を進めている。だが、「想定外」(同社)の地盤の軟弱さと、盛り土内部に杭(くい)打ちを妨げる石があることが判明。2度にわたる工事手法の変更を余儀なくされた。

帰省ラッシュでの渋滞

お盆休みの帰省ラッシュが続くなか、各地で渋滞が発生している。

日本道路交通情報センターによると、14日朝には東北自動車道下り線の栃木インターチェンジ(IC)付近で26キロ、関越自動車道下り線の東松山IC付近で28キロ渋滞した。

Uターンラッシュが始まる影響で同日午後にかけては上り線の混雑も予想され、東北自動車道矢板IC付近を
先頭に最長50キロ、東名阪自動車道四日市IC付近を先頭に同40キロの渋滞となる見込み。


 11日に静岡県中西部で震度6弱を観測した地震の影響で東名高速道の一部区間で通行止めが続く影響から、中央自動車道上り線の屏風山パーキングエリア付近では14日午前に20キロの渋滞が発生。
最長30キロの渋滞が予想されている。

民主党の方針

民主党の岡田克也幹事長は13日、衆院選マニフェスト(政権公約)に盛り込んだ高速道路の無料化について「首都高速道路、阪神高速道路は無料化するつもりはない」と明言した。

マニフェストには「原則無料化」と記載し、無料化の対象となる路線や区間を明示していなかった。都内で開いたインターネットのブログなどを活用する若者との座談会で語った。


 高速道路の無料化は流通コストの引き下げや料金所撤廃に伴う渋滞緩和が狙い。交通量の多い首都高と阪高を無料化すれば、かえって渋滞がひどくなると判断した。


 2つ以外の高速道路については、渋滞の懸念がない地方の路線や区間を中心に2010年度から無料化を段階的に進め、12年度に完全実施する。

2009年8月1日土曜日

アクアラインは800円でも空いている

東京湾アクアライン(千葉県木更津市-川崎市)で1日、自動料金収受システム(ETC)を搭載した普通車の通行料を800円にするなど全車種を値下げする社会実験が始まり、海上の海ほたるパーキングエリアには未明から続々と家族連れや団体客が訪れた。

 利用者は普段の週末よりやや多め程度で、渋滞は起きていない。

 通行料は普通車が3000円(ETC車は2320円)のところ、国の景気対策で3月から土日・祝日に限り普通車(ETC車)のみ1000円に値下げされていた。1日以降は、大型車などを含む全車種が全日、値下げの対象となる。財源は国と千葉県で折半し、期間は2011年3月末まで。

 海ほたるでは31日午後10時50分からカウントダウンイベントが行われ、観光客ら約200人が集まった。イベントに出席した千葉県の森田健作知事は「値下げの恒久化に向け、これからが勝負だ」と語った。

 家族3人で来た東京都立川市の主婦大山弘美さん(32)は、6月にも千葉県勝浦市を訪れたが、その時は高い料金を理由にアクアラインを避け、別の高速道路を利用したという。「やはり800円は安い。千葉は海もきれいで、これからはアクアラインを気軽に使えそう」と話した。

ネクスコ中日本の社長が・・・

NEXCO中日本(中日本高速道路)の矢野弘典代表取締役会長兼CEOは30日、東京都内で開催された媒体懇談会で、民主党がマニフェストとして発表した高速道路料金無料化について、「具体的な論議にならない」との認識を示した。

矢野会長は無料化について「いろいろな考え方があってよい。100点満点の解決はないだろう。ただし国民のコンセンサス(=同意)が必要だ」と延べ、無料化するための課題を順にあげた。

「まず財源。税金を投入するなら、受益者負担の原則をどうするか。免許を取得できない若者や、現役を引退して車に乗らないお年寄りも財源を負担することになる。その次に雇用の問題」

雇用とは、直接的には料金収受の係員のことを指す。NEXCO3社で2万人以上いるそうだ。「係員の年齢は60歳前後で、料金所は再雇用の場にもなっている。料金所をなくした場合、NEXCO内に吸収できる人数ではない。無料化の提案者は、NEXCO外の再雇用の場を用意すべきだ」。

これらが解決されたとしてもまだ問題がある。それは渋滞。「上限1000円でも対策が大変だから無料になったらさらに深刻だ。社会インフラが機能不全を起こすだろう。経済活動にボディブローのように効く。国際市場で日本の競争力が低下するかもしれない。安全の問題もある」。

「これらの問題を意識すべきだが、されていない。対策も提示されていない」。したがって具体的な論議にならない、というわけだ。

矢野会長は「日本が有料道路制を採用したのは、国力が貧しい時代に道路を急いで整備する必要があったからだ。世界銀行からの融資もあった。そして現在、世界の道路は有料化がトレンドだ。たとえば欧州ではトラックの通行が有料になる例が多い」と述べる。

高速道路の速度が下がるところの喚起

NEXCO西日本、中日本、東日本のNEXCO3社は、高速道路での速度回復情報提供による渋滞緩和の効果事例を取りまとめた。

今回の対策は、速度低下箇所(サグ部分=下り坂から上り坂に変化するところ)と上り坂などに視認性に優れたLED表示板を利用して速度回復を促すための情報提供を行うことで速度低下を防ぐもの。

今回3社では1か所ずつ実験を行っない、一定の成果があった。

対策前渋滞量 対策後渋滞量 渋滞の増減率
●NEXCO東日本東北道(上り)羽生PA付近
47.3km・hr 53.7km・hr -11.9%
●NEXCO中日本中央道(下り)相模湖IC付近
141.8km・hr 148.3km・hr -4.4%
●NEXCO西日本 九州道(上り)広川IC付近
72.8km・hr 75.0km・hr -2.9%

帰省の際のトラブルとして

お盆の帰省は「バッテリー上がり」に注意---。ソニー損保の自動車保険で提供しているロードサービスの、昨2008年お盆期間中(8月7 - 17日)における出動事由の1位は「バッテリー上がり」だった。

1位:バッテリー上がり(72.6%)
2位:パンクなどによるスペアタイヤ交換(10.4%)
3位:キー閉じ込みによる開錠(9.2%)
4位:ガス欠(4.6%)

ソニー損保によると、お盆の時期はロードサービスの要請が通常より多くなるという。バッテリー上がりは、年間を通じてもロードサービス出動事由のトップだが、この時期は高い気温・渋滞などの影響もあり、いつも以上にバッテリーに負担がかかる.

なので、出かける前にはバッテリーチェックやタイヤ圧や連絡先を用意しておきましょ~。